日大アメフトのタックル問題と幸せになるための勉強

日大のアメフトの選手が、試合で
「相手チームの選手を潰せ」というコーチや監督の指示で、
怪我をさせた問題。

連日、テレビで報道されて、私も、つい見てしまいます。

一番、印象に残ったのは、タックルを犯した選手の会見の
「(監督やコーチの指示に従った)自分の弱さを反省している」という
「弱さ」という言葉ですね。

結論は、悪いしがらみから、逃げられたり、距離をとれる人は強くて、
悪いしがらみに、つい、はまってしまい、悪事に利用されて、
自分を守れない人は、弱いという事になりますが、
私は、人間は、誰でも、そういう弱さがあると思うのです。

私だって、苛酷な、選択肢のない、逃げ場のない、
閉塞された思考に犯されたら、自分を守れず弱くなると思います。

また、この問題の根底にあるのは、
「悪いことをしても、勝てば、大学の評価があがり、お金が儲かる。
お金を稼げる結果がすべて。勝てばなんでも良い」
という問題ですね。

これは、「売り上げさえ上がれば、社員の人生の幸せなど、
どうでも良い」という、ブラック企業などの会社の問題や、
「偏差値や、合格率さえ上げて、塾の知名度があがれば、
生徒のその後の人生の幸せなど、どうでも良い。
生徒が、5月病で、ウツになって、自殺しようが、
偏差値の高い大学を出て、ブラック企業に利用されて、
過労死しようが、どうでも良い」
という問題と、根底は同じですよね。

人を育てる視点、生徒が、大人になり、親になり、
幸せな人生を、自立して、自分できづいていく事、
子供達が大人になって、心豊かな社会を築いていく事、
子供や社会への責任感がなく、
単なる金儲け、ビジネスの道具に、生徒を利用しているだけなのですね。

親でも、講師でも、教育は、愛をともなうものであり、
愛とは、その後の生徒の人生の責任や、社会への責任が、
伴うものであると思うのです。

親子関係でも、子供を人として、育てようという視点がなく、
子供の人生や社会への責任感が欠落した、愛のない、
子供を、親の見栄の道具にしている、
やりきれない事例もあります。

私が思い出すのは、ネットで見た教師の悩みです。

問題を起こした生徒の親御さんは、子供の気持ちなどは、どうでも良くて、
とにかく、学校の偏差値さえ上げれば、社会性や道徳など、
どうでも良いという人だったそうです。

生徒は、そこそこ良い成績をとるものの、
学校では、陰のボスとして君臨し、気に入らない子供には、
子分に命令して、殴る蹴るをさせていたそうで、
とうとう怪我をさせて、障害事件を起こしたそうです。

生徒の親御さんは、謝罪の言葉は、まるでなく、
「うちの子供が、怪我をさせたとはいうものの、
単なる子供のいさかいで、大人が、でしゃばるものではないです。
この程度のいかさいによる怪我で、親が神経質に
騒いでいては、あなたのお子さんは、厳しい受験戦争に脱落しますよ」
と、被害者の子供の親に、のたもうたそうです。

その生徒は、できない問題があると、
よく机に蹴りをいれたりして、知人が、
「この問題ではなく、他の問題をしばらく解いてから、
この問題を解けば良い」
と、アドバイスすると、
「俺を、バカにするな!!こんな、簡単な問題は、
バカなAという奴に、解かせれば良いだろう!!」
と、激怒したそうです。

正直、親が良くならなければ、子供は良くならないです。

学校の教師も、塾の講師も、家庭教師も、
こういう生徒を、良い方向にいかせるのは、難しいです。

お金儲けがすべてで、会社の売り上げしか見えていない、
経営者と同じで、
こういう親御さんは、子供が、幸せな人生を歩むために、
社会性や共感力を育てようという総合知を考える気もないし、
狭い偏差値だけに固執して、
根底では、人を、まるで信頼してないです。

周りにとって、都合の良い道具にならないと、
棄てられるという、大きな不安を、根底に抱え、
人と人の信頼関係や、親子の信頼関係という、
幸せに生きるための土台が、まるで、できていなくて、
不安という負の感情に、支配されている人生なのですね。

日大の監督や、コーチや、司会役の、しょうもない会見も、
「成績さえ上がって、金になれば、人を育てること、
選手の人生など、どうでも良い」
という人と人の信頼関係の土台が、腐ってしまった状態なのですね。

暗澹たる気持ちになります。

安手のテレビドラマのような話ですが、
知り合いで、介護の仕事をしている人がいて、
お金持ちが対象の、高級老人ホームで働いてるそうです。

しかし、お金があれば、幸せというものではないそうですね。

子供の気持ちへの共感能力が低いと、いくらお金持ちで、
教育費にお金をかけて、子供達がエリートでも、
親への情が薄いので、老人ホームには、1回も来ないのですね。

逝去の連絡をすると、子供達は泣きもせず、
一人も駆けつけもせず、冷たい反応だそうです。

総合知という言葉も、
「自分の人生を、自分で守って、人生を幸せな方向に
もっていく力を、育てることが教育。
共感能力とか、社会性とか、人格形成も教育である」
という概念だと、私は勝手に解釈しているのです。

また、質の悪い集団は、人を支配して、個人の考察を奪う圧力が強いです。

個人は、狭い集団の人間関係に、どんどん依存して、自立できず、
悪い集団から、離れられなくなり、
個人の常識は、世間の常識と、かけ離れてきます。

日大のアメフト部のコーチも、監督も、記者会見で司会した
人も、世間の常識が、見えなくなっている、
危険な状態ですね。

不安という負の感情に、いたずらに巻き込まれず、不安に支配されず、
冷静に対応できる智恵も、「より幸せな人生にするためには」
弱い人間には、必要なのですよね。

あさげピアノハウス

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